知っているようで知らない消費税―「超」税金学講座 (新潮文庫)
野口 悠紀雄

定価: ¥ 540
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発売日: 2006-01
発売元: 新潮社
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消費税の問題点を通して日本の税制を考える
『「超」整理法』シリーズの著者にして高名な経済学者による税金論。前半は消費税への言及にスペースを割き、そこから土地税制など全般的な税制の話に拡がり、最後は「包括的所得税」「支出税」といった課税ベースにまで言及している。 野口氏が語る日本経済論は、秀逸なものとトンデモなものが玉石混合であるため、トピックによって内容の吟味を読み手に強いるが、本書は、著者の本来の専門分野である公共経済学・租税論の範疇だけに、安心して読める。やはり「餅は餅屋」といったところか。
昨今は、年金未納問題や消えた年金問題を受けて、「消費税にすれば未納がなくなる」「消費税なら高齢者からも負担を求められる」とばかりに公的年金制度の税方式化(福祉目的消費税など)がまたぞろ叫ばれているが、現行の消費税が抱える数々の課題(益税問題、インボイスの欠如etc)を手当てせず単純に税方式に移行したところで、真の公平性・中立性の達成には程遠い。税方式推進論者は、せめて本書の第1?3章だけでも目を通すべき。
2度読む価値あり
税制と言えば、新聞やニュースでその言葉を見ない日がないくらい話題に上っていますが、その中身を知らない人は多いのではないでしょうか。
この本は難解(であると思われている?)税制を
平易に解説しており、まるで上質の小説を読んでいるようです。
僕はまったくの素人理系サラリーマンですが、もう一度読み返してキチンと理解しようと思いました。
単に欠陥を批判するのではなく、提案しているところもスバラシイ。
付加価値税がフランスの3大発明だなんてこの本で初めて知りました。