サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
おすすめ度:

発売日: 2006-10
発売元: 朝日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
この本を衝動買いする私には役に立つかも
主婦雑誌やインターネットでもよく見かける内容ですね。
ただ情報が1冊にまとまっているので自分でライフプランを見直す際の参考書として使ってみようと思っています。
つまんない・・・
サラリーマンの5割の家計が「病気」を抱えている
1万世帯を超える家計の診断を行ってきた著者が、サラリーマンの人生設計を指南する。
タイトルのインパクトとは遠い、非常にオーソドックスな人生設計のお勧め本。書いてあることは非常にまともですし、多くの方にとって役立つことも多く載っているとは思うのですが・・・退屈です。
ライフプランのいわゆる「常識」について語られているだけで、著者独自の主張みたいなものがあまり感じられませんし、「なるほど」と膝を打つような新たな発想も特にありません。生命保険の見直しや、持ち家についての考察も、「いらない!」というくらいの割り切りがないとつまらないと思います。
結局タイトルで想像するような過激な内容は一切なし。内容はそれなりの良書なので読んで損はしませんが、多くのマネー本を読んできた自分としては退屈極まりないものでした。
なお、刺激という意味では橘玲さんの『世界にひとつしかない黄金の人生設計』などがお勧めです。
人生に潜むリスクと向き合うきっかけを得られるのは確か
本書を手に取る前に、自分のライフスタイルを振り返り、給料と貯蓄に対するスタンスを今一度整理しておくとよいです。毎月給料を得た際、「まず将来に備えた貯蓄分を差し引き、残額で生活する習慣がある」のか「とりあえず給料をもとに生活し、余ったお金を貯蓄する」のか。前者であれば、本書を読む必要は特にないかもしれません。程度の差はあれ、お金が身につくタイプのライフスタイルを持っているから、です。
反対に、後者であるなら要注意。是非、本書におけるライフプランシートをもとに、「予測される生涯収入」「人生における各イベントでの支出」「他界するまでの予想固定費」などを1つずつ具体的に描いてみるとよいでしょう。貯蓄よりリスクを積み立てていることに思い当たるはずです。
もっとも、「お金が身につくタイプ」であったとしても、生命保険見直しのくだりはなかなか参考になる内容なので、この分野への自信が大きくないなら本書を読んで損はないです。タイトルは少々大袈裟なれど、人生に潜むリスクと向き合うきっかけを得られるのは確か。将来のライフプランを描いたことがないのであれば、「夢がない」などと思わずに、一度手に取っていただきたい一冊です。
