会社の年金が危ない―厚生年金基金・適格退職年金はこうして減らされるそして会社は行き詰まる
奥村 佳史

定価: ¥ 1,365
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発売日: 2004-05
発売元: 生活情報センター
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個人より会社寄り
本書全体からは企業(年金担当者)へ向けての解説文や多く、個人へ向けてのわかりやすさがない。というより、企業年金制度が個人に対して将来どんな影響を与えるかというところまでの制度自体の問題点となると、追求(問題提起)が甘く感じられた。
あくまで「制度のわかりやすい解説書」といった領域からは脱しえない。
それでも制度自体を理解したいとおもう読者にはオススメの1冊であることにはかわりない。
著者ご本人は公認会計士という職業柄からか、企業年金制度などはあくまで「他人事」であり、後半の「確定拠出年金制度」の説明で「会社への忠誠心」などという注釈が出てくるあたりは、個人向けというよりも企業の都合に立脚しているという態度がみえる。
もっと庶民の立場に立って書かれていたら星も増えたとおもう。
企業年金の入門書に最適
企業年金の何たるかを知りたい人には最適の入門書だと思います。
図書館で閲覧後、手元に置いておきたくて購入しました。
タイトルに騙されるな! ホンネで綴る企業年金
煽動的なタイトルに騙されてはいけない(最近多いねえ、この手の仰々しい題名)。中身は企業年金の加入員・受給者に向けた真っ当な解説書で、入門書としての分かり易さはかなりのもの。「給付減額はどのみち避けられそうにないから、制度の仕組みと現状を理解してスッパリと諦めよう!」という前代未聞の豪快(!?)な主張は関係者の神経を逆撫ですることこの上ないが、著者は公認会計士というしがらみの無さ故か、業界の実情(代議員会の形骸ぶり、相場の後追いになりがちな資産運用、etc)を本音ベースで構わずぶっちゃけており、業界人ならば顔をしかめつつもウンウンと共感せざるを得まい。給付削減や掛金引上げといった「後ろ向き」なトピックてんこ盛りにも関わらずワクワクしながら読み進められるのは、この種の書籍では異色であり、また本書最大の魅力でもある。知識をただ羅列しただけで悦に入ってるようでは、書籍としてもコンサルタントとしてもまだまだ半人前ということか。。。(大いに反省)