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年金の悲劇―老後の安心はなぜ消えたか

年金の悲劇―老後の安心はなぜ消えたか
岩瀬 達哉
年金の悲劇―老後の安心はなぜ消えたか
定価: ¥ 1,575
販売価格: ¥ 1,575
人気ランキング: 74889位
おすすめ度:
発売日: 2004-04
発売元: 講談社
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反社会的「社会保険庁」の実態
本書に実名で登場する年金官僚の洗練されたウソ術は、本業の詐欺師も舌を巻くのではないか。このようなマフィア化した連中による、人々を煙に巻く言葉術を研究、検証する事は国益につながるであろう。実際、アメリカでは同様の理由により分かりやすいプレイン・イングリッシュの使用が政府職員等に義務付けられている。


現時点では、年金を払う者は、そのシステム自体を監視、改善する義務もワンセットになっていると解する他はない。


二番煎じの悲劇
前著『年金大崩壊』は、年金官僚の乱脈ぶりを世に告発するという点では先駆者的な意義があったが、さすがに2冊続けて告発ネタ(それもだんだん瑣末になってるし)の羅列では、二番煎じの謗りは免れまい。打開策を示さずただ批判してれば済む立場って、ある意味羨ましいが(汗)。結局、著者にとって年金制度の行方なんて実はどうでもよくって、役所叩き&役人叩きの口実に年金を用いているだけなのが本書を読んでよくわかった。同じ年金スキャンダルでも、著者が調査委員を勤める長野県の某作家知事の未納問題についてはダンマリを決め込んでいるあたり、著者の公平性には疑問符をつけざるを得ない。

あっぱれ!
良くぞここまで精査し、出版していただいた。年金制度の抱える根本問題にここまで切り込んだ書は他に無い。わが意を得たりという感じです。岩瀬氏の勇気に感服するのみです。前書[年金大崩壊]と共に、一人でも多くの国民に、そして又、一人でも多くの官僚諸氏・国会議員の方々に読んでいただきたい。日本の将来のために、これからの著者の活躍に期待しています。

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